カキどっさり、今年も食べ放題 松島の「かき小屋」開店

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宮城県松島町で2011年11月19日、カキ食べ放題で知られる「かき小屋」がオープンした。養殖業が東日本大震災で大きな被害を受けたため、生産量が激減。例年のように毎日営業とはいかないが、冬の観光名物が復活した。
 初日は150人が訪れ、ほぼ満席になった。新鮮な殻付きカキをスコップで豪快に鉄板に山盛りにし、地元の女性たちが手際よく焼いた。この冬は来年1月29日までの週末を中心に営業する。今月中は予約で7割ほど埋まっているという。
 宮城県は2009年度に全国2位の4900トン(むき身)の生産量を誇ったが、県漁協によると、今年度は400~450トンに落ち込む見通しだ。
 津波で失った施設を復旧させ、例年の半分の生産量を見込む松島地区漁業組合の蜂谷雅美組合長(70)は「一つひとつの実入りは大きく、すばらしい出来。味も保証する。期待して下さい」と話した。

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