1.手ぶらでOK!女性の美しさを引き出す所作や立ち居振る舞いも学べる

 街中で着物姿の女性に目を奪われることはありませんか。たくさん人がいても、スッっと目立ちますよね。着物は、女性の美しさを引き出してくれるような気がします。着物を着て一日過ごせば、気持ちが凛として日々のもやもやも解消できるかも。

 

 ですが、「着物を持っていないし、一人で着付けもできない」という人は多いのではないでしょうか。…。そこで今回は、長沼静きもの学院で、着物の着付けレッスンと着物レンタルを行うことに。66年の歴史がある長沼静きもの学院では、着付けだけでなく、着物の歴史やマナー、美しい所作や立ち居振る舞いも学ぶことができます。

 

 洗練された生き方を目指す、大人の女性にぴったりの着物教室なんです。 今回体験したレッスンは手ぶらでOKなので、気軽に訪れることができますね。

 

2.さっそく着付けレッスンがスタート

 さっそく着付けレッスンがスタート。筆者にとって自ら着付けを行うのは初の体験です。浴衣は自分で着られる程度の予備知識で、果たして一日で着付けができるのでしょうか…。

 

 レッスンは、4人一組で行われました。まずは着る着物の選定からスタート。落ち着いた紺色の中に花があしらわれた、大人華やかな着物をチョイス。

 

 やはり初めての着付けは難しく、一度で全て覚えきれそうにありません。ですが、レッスンには先生がつきっきりで丁寧に指導いただけるので安心です。

 

先生がつきっきりで指導してくださるので安心

 

3.重要なのは、手を“道具”としてうまく使うこと

 着物を着るときに重要なのは、いかに手を上手に使っていくか。例えば手のひらをアイロンのように着物に這わせてシワや折り目を整えると、ガラッとシルエットが変わるんです。
こういった動作は着付けの本や動画ではなかなか学ぶことのできないポイント。苦手なところも一人一人違うので、そこに寄り添って教えてくださることも教室に通う大きなメリットですね。

 

手のひらをアイロンのように着物に這わせてシワや折り目を整える

 

この僅かな動作が着姿を左右します

 

4.着物のある暮らしを

 今回教えてくださった、銀座校教室長の大谷先生はこう語ります。

 

 「本来着物は日本人の民族衣装。なのに、ほとんどの人は自分で着ることができませんよね。悲しいことだと感じます。着物を着るのは成人式や結婚式などのライフイベントのみなんてもったいないですよ。着慣れてしまえば、一日着物で過ごしてもしんどくありません。

 

 着物は、帯や小物の使い方次第で幾通りも着こなせます。着方で調整できるので、体型の変化に関わらず長く着続けることができます。幅広く楽しめる衣服ですので、ぜひ着物のある暮らしを楽しんでほしいですね。

 

 教室に来られる人は、年齢もお仕事もさまざま。習い事で出会えるお仲間は利害関係もないし、皆あっという間に仲良くなっていかれます。お仲間作りに来られるのもいいかもしれませんね。」

 

5.東銀座にある料亭「花蝶」へ

 続いては、着物を着てランチへ。

 

 今回は、新橋演舞場にほど近い、東銀座にある料亭「花蝶」さんにお邪魔します。緑にあふれた落ち着いた門構えに一歩立ち入ると、そこが大都会銀座であることを忘れそうになります。まるで遠くに旅をしに来たよう。

 

 「花蝶」さんは、料亭花月の人気芸者お蝶が1927年に小料理屋として創業したお店です。戦後には東京を代表する名料亭として時代を牽引していたそう。現在は場所と建物と店名を引き継ぎ、2004年8月、装いを新たにリスタートしました。

 

 内装には斬新な現代アートも。大人の落ち着きを保ちながらも、華やかな空間が広がっています。まさに着物で訪れるのにピッタリの雰囲気です。
部屋によって異なる内装は、見ているだけでも楽しめます。アンティークなソファーが特徴的なバーラウンジは、宮本圭一オーナーの弟である演出家宮本亜門氏がプロデュースしたそうです。

 

玄関の扉を開けると、さらにタイムトリップしたような、趣深い光景が

 

6.ランチコースを堪能

 では、繊細で美しいお料理をいただきましょう。

 

 「花蝶」さんで注目していただきたいのが器です。器が素敵だとお料理が何倍も美味しく感じられますよね。お料理に合わせた色とりどりの器も、とっておきの調味料として楽しんでいきましょう。

 

 「花蝶」さんは、料亭花月の人気芸者お蝶が1927年に小料理屋として創業したお店です。戦後には東京を代表する名料亭として時代を牽引していたそう。現在は場所と建物と店名を引き継ぎ、2004年8月、装いを新たにリスタートしました。

 

 いただくコースはお料理が全7品と、食後のお茶がついた豪華なコースです。
さらにドリンクが一杯付いていたので迷わずビールを選択。お昼から贅沢ですが、休日ですしいいですよね。幸せ!

 

 ■ 八寸
 ■ 刺身
 ■ 椀物
 ■ お魚料理
 ■ お肉料理
 ■ 食事
 ■ 甘味
 ■ コーヒーまたは紅茶

 

新鮮なお刺身や小鉢が。美味しいものを少しずついただけるのが嬉しい。

お魚は金目鯛。身がしまっていて美味しい。


黒毛和牛100%のハンバーグ。お箸でいただける柔らかさなのに、肉の旨味がギュッとつまっています。 黒毛和牛100%なので、味がぼやけることなく印象的です。

コース料理の〆に登場するのは、花蝶名物の真鯛の出汁茶漬け。席で熱々の鰹出汁を注いでもらえ、目でも楽しめます。


 お出汁の深い味わいと、サッと熱が通った新鮮な真鯛が絡み合い、寒い冬でも体が内側から温まります。上品でくどくない味なのでサラッと食べられるのが嬉しいです。

 

 最後には、升に入ったマスカルポーネのデザートが。これがまた絶品なんです。いくらデザートは別腹といっても、お腹はかなり満たされてしまったな…と思いきや、するするとなめらかに吸い込まれていきました。

 

升に入ったマスカルポーネのデザート

 

7.一度してみたかった!着物で”銀ぶら”

 豪華なランチコースで満たされたあとは、”銀ぶら”を楽しむことに。歌舞伎座など歴史を感じる建物が多い銀座は、着物がとっても似合います。記念撮影を楽しんでもいいのでは。

 

 着物を着ていると、自ずと所作がゆったりとしていくもの。歩くスピードが変わると、見える景色も変わります。普段は通り過ぎてしまっていた小道にも素敵なお店が。見慣れたはずの銀座の新しい景色は、まるで旅行で訪れた街のよう。

 

歌舞伎座の前で

 

小雨が降っていましたが、気分は晴れやか!

 

 いつもの日常が、ぐっと華やかになり気分も一新。明日からも頑張れそうです。定期的に着物を着る一日を取り入れてみたくなりました。これを機に、着物の着付けを習ってみようかな。日常を少し彩る新しいチャレンジ、銀座で見つかりました。

 

詳細情報詳細情報

長沼静きもの学院 銀座校

住所:東京都中央区銀座4-3-10 銀座中央ビル4F

電話:03-3561-1831

URL:https://www.naganuma-kimono.co.jp/

花蝶(カチョウ)

住所:東京都中央区銀座7-16-7

電話:03-3248-8770

ランチ営業時間:11:30~15:00(L.O.14:00)

定休日:年末年始

ランチ平均予算:2,700円~10,000円

URL:https://kacyo.com/

 

著者:井澤 【体験したのはこの人】

井澤梓 [ライター]

金融機関を経て、2010年ビズリーチの新規事業立ち上げに参画。新規事業の法人営業担当、人材エージェントの新規開拓営業に携わり独立。経営者を中心にインタビューを数多く手がける。