THE ROOTS #03 365日が食べごろの牡蠣

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瀬戸内海に浮かぶ内海町 田島で漁業を営む
兼田寿敏(かねだひさとし)さん。
栄養豊富で牡蠣の育成に最適なこの海域で
牡蠣養殖をはじめたのは2017年。
現在、手塩にかけて育てているのは
「うつみかき小町」という品種。

この牡蠣は「三倍体」という性別を持たない
ように品種改良されたもの。
性別を持たないので当然、産卵をしない。
通常は産卵後の夏場に身痩せしてしまうが、
かき小町は夏場も成長をやめない。
だから年中わがままボディ。

同じ「かき小町」でも、稚貝から出荷まで
通常2~3年かかるといわれるが、
この漁場では1年で出荷できる。
それは瀬戸内海の豊富な栄養の恩恵以外に、
養殖業者が少ないことで、餌の取り合いが無い
まさにブルーオーシャンな環境によるもの。

うつみかき小町の特徴は何といっても
雑味のないクリーンな甘さ。
さらには非常に食感と旨味の強い貝柱。
牡蠣にたくさんのストレスをかけることで
より大きく、より美味しくなるんだとか。

そんな、うつみかき小町。
兼田さんのオススメする美味しい食べ方は、
貝柱の甘味を意識して
「貝柱...貝柱...」と心で唱えること。

ますはひとつぶ、めしあがれ。

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