あなたは令和初のお正月をどう過ごすご予定ですか。 まとまった休みを取れる方もいれば、普段と変わらず仕事で忙しい方もいるかもしれません。 平成最後となった2019年のお正月の過ごし方アンケート結果をもとに、近年の傾向を紐解いてみました。
2019年のお正月をどのように過ごしたか覚えていますか?また、世の中の人々はお正月をどのように過ごしたのでしょうか?
マイボイスコム株式会社が行った『【 クリスマス・お正月の過ごし方 】に関するアンケート調査(第15回)』(URL:https://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/24611/index.html)のアンケート結果をもとに多かった声トップ3をご紹介します。
3位:親族が集合する
友達とワイワイ騒ぐ、恋人と過ごす、家族水入らずでといった回答が多いかと思いきや、予想を覆し、伝統的なお正月の過ごし方ともいえる、親族集合がランクインしました。約2割から3割近い方が、親族で集まると回答しています。
このアンケート調査は2000年代に入ってから、過去15回にわたって実施されていますが、この数年は親族集合は減少傾向にあります。とはいえ、個人主義の時代や家族や親族の関係性が薄れてきたといわれる日本で、3位にランクインする結果となりました。離れて暮らすおじいちゃんおばあちゃんに孫の顔を見せに行く方、気が許せる親しい親族が集まっておいしい食べ物を満喫する方、お年玉をもらうには絶好の機会という方もいることでしょう。
2位:初詣に行く
3割ほどの方が初詣に行くと回答しました。大晦日の除夜の鐘が鳴る時間からお正月にかけては、テレビのニュースなどで初詣客の賑わいが報道されるので、約3割という結果は意外に少ないという印象です。
ここ数年のアンケート調査では、初詣に行く人も減少傾向にあります。傾向としては毎年お正月の恒例行事として必ず初詣に行くという方もいる一方で、寒いから、近くに神社がないから、高齢になったからと足が遠のく人もいるのかもしれません。
1位:家でのんびり過ごす
家で過ごすと答えた方は、なんと8割にも及びます。いわゆる寝正月やボーっと過ごすという方が多いのです。特に10・20代の男性の回答では、普段とあまり変わらないとの声が多くなっています。
このアンケート結果だけでなく、テレビ局などが行うアンケート調査でも、家派はトップにランクインするのが定番です。お正月だけでなく、ゴールデンウィークなどまとまった休みの過ごし方のアンケートでも、どこにも出掛けない、家で過ごすという回答が多い傾向にあります。
アンケート回答者による年末年始の定番の過ごし方
次に、アンケートに答えた方の具体的なお声を紹介していきましょう。(サイトを参照)
30歳男性の声「1月1日は初日の出を見に行くのが恒例。」
46歳男性の声「1日は寝正月、正月は2日、3日で箱根駅伝を見てから、3日に初詣に行くのが習慣。」
49歳女性の声「元日に近所の神社へ初詣、2日に親族宅で親族集合。」
36歳女性の声「親戚の家をまわって正月の挨拶をする。1日に初詣。1日の朝からお雑煮とおせち料理は欠かせません。」
58歳女性の声「元旦は初詣をした後、ラーメンを食べるのが定番コース。」
27歳女性の声「年末は家族で家でゆっくり過ごし、年始はおばあちゃんの家に行ってゆっくり過ごす。」
76歳男性の声「元日は子供や孫たちと祝い膳を囲み、縁起のいいブリ入り雑煮を食べるのが恒例。」
73歳女性の声「年末は家族でゆっくり過ごし、年が明けたら小旅行に出かける。」
56歳男性の声「ケーブルテレビで懐かしい番組や映画を鑑賞。」
39歳女性の声「仕事です。所詮、サービス業は年末年始は忙しいだけです。」
若い方でものんびり過ごす派がいる一方、旅行に出掛けるアクティブシニアもおり、長生き時代の世相を反映しています。初詣をして、親族で集まってお正月に定番の食べ物や恒例の食べ物を楽しむ一方で、仕事という方も多いのが現状です。