2020年の東京の桜開花予想は、2月6日時点で3月18日頃となっています。今シーズンは全国的に早めの開花が予測されていますので、お花見の予定も早めに立てておきましょう。今回は東京都内で落ち着いてゆっくり楽しむことができる、大人のお花見スポットを紹介します。
港区白金台にある「東京都庭園美術館」は、アール・デコ様式の建物と美しい庭園が魅力の美術館ですが、お花見の名所としても人気があります。
日本庭園と西洋庭園とでエリアが分かれているのですが、それぞれでソメイヨシノやワシントン桜を楽しむことができます。アール・デコ様式の建物との調和が素晴らしく、まさに大人のお花見にぴったりのスポットと言えます。
通常の公園とは違い入場料が必要になりますが、その分見物客で大混雑する心配もありませんのでゆっくりと桜を鑑賞することができますよ。夜にはライトアップされますので、穴場スポットで美しい夜桜を楽しむのも素敵です。
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2.歴史ある「池上本門寺」で情緒ある大人のお花見
「池上本門寺」は都心の桜の名所として有名ですが、境内全域に約500本もの桜があり、五重塔との調和が見どころとなっています。この五重塔は1608年に二代目将軍徳川秀忠が建てたもので、国の重要文化財に指定されています。400年近い歴史があるため、その歳月の重厚感を感じながら、桜との対比を堪能するのがおすすめです。
池上本門寺は東急池上線池上駅から歩いて15分ほどのところにあり、近くには梅の名所の池上梅園もあります。
枝垂桜や桜のトンネルなど、ゆっくりと楽しみながら散策するのにピッタリのスポットです。
出典:http://honmonji.jp/
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住所:東京都大田区池上1-1-1 電話:03-3752-2331 |
3.人々に親しまれる由緒ある公園「飛鳥山公園」でのんびり大人のお花見
「飛鳥山公園」は、八代将軍徳川吉宗が庶民の行楽のために桜を植えたのが始まりという、由緒正しい花見スポットです。現在もソメイヨシノをはじめ、サトザクラなど600本もの桜が植えられていて、風情ある景観を生み出しています。JR王子駅から歩いて1分ほどの場所にある小高い丘にあり、駅からは目と鼻の先にあるにもかかわらずとても自然豊かなところです。
山裾にアジサイが1,300株ほど植えられているので初夏にも人気がありますが、静かにゆっくりと桜を満喫できる穴場といえるでしょう。
公園内には紙について学べる紙の博物館や渋沢史料館などもありますので、知的好奇心を刺激するのもおすすめです。
出典:https://www.city.kita.tokyo.jp/d-douro/bunka/koenichiran/asukayama.html
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4.東京タワーを遠めに眺める穴場「北の丸公園」で優雅に大人のお花見
「北の丸公園」は皇居に隣接する国民公園で、元々は江戸城の北の丸があった場所です。緑豊かで都会のオアシスですが、桜を愛でながら園内を散策したりウォーキングを楽しんだりするのが人気です。堀を挟んで反対側の千鳥ヶ淵緑道のほうが有名な桜のスポットですが、人が多く混雑するため、あえて北の丸公園側から眺めるのがコツです。園内にはソメイヨシノが260本植えられていて、歴史を感じる建物とのコントラストを楽しめるでしょう。
元総理大臣である吉田茂像も、周りの桜に美しく彩られます。
桜越しに遠めに東京タワーを眺めることもできますので、桜との調和を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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5.自然を満喫したい人におすすめ「石神井公園」で大人のお花見
石神井公園は練馬区にある都立公園で、園内に石神井池と三宝寺池がある「武蔵野三大湧水池」の一つとして有名な公園です。三宝寺池は古くから武蔵野台地から地下水が湧き出していて、それを市民憩いの場として整備し、野鳥などとも共存できる公園にしました。園内にはたくさんの植物が自生していて、とても東京23区内とは思えない佇まいです。
近くを流れる石神井川沿いには桜並木が美しく伸び、北の台地には250本ほどのソメイヨシノやヤマザクラが植えられています。
石神井池のほうはボート遊びができるレジャースポットにもなっていますが、三宝寺池のほうはより自然が残されていて、沼沢植物群落なども見ることができます。
出典:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index006.html
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