新型コロナウイルスの影響で注目されてるワーケーションですが、実際にはメリットばかりではなく当然デメリットも存在します。 せっかく実践するなら失敗はしたくないですよね? そのためにもどんなデメリットがあるか覚えておき、悔いのない楽しいワーケーションを過ごしましょう。
ワーケーションとは、「ワーク(労働)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた造語で、テレワークと違い自宅などで仕事をするのではなく、リゾート地や観光地で休暇を取りながらも時間を上手に使って仕事も行うことを言います。
アメリカでは2000年代から始まっていましたが、日本ではそこまで浸透していないので実際に休暇を取りながら社内のシステムにアクセスをして働く経験をしたことのない方は多いのではないでしょうか。
日本では有給休暇を取得するように推進していましたが、実際には取れるような環境ではない、という方も多いはず。
そのため休暇をしながら仕事ができる環境を取り入れようという発想ができ、仕事もしながら休暇も一緒に両立しようという動きが出てきました。
ワーケーションは期間が限定的ですが、働く場所は北海道でも良いですし、沖縄などのリゾート地や草津や熱海などの温泉地など、どこでも休暇できるところであればOKです。
メリットとデメリットを知っておこう
メリットが多いワーケーションですが、実は同じくらいデリメットも存在します。
知らないまま挑戦してしまって、思ったように仕事が進まないとなってしまったらストレスになってしまいます。
こんなデメリットもあるのだと知り、自分に合った場所を探すようにしましょう。
まずメリットとして、長期休暇が取りやすくなるという点があります。
たとえば土日のように2日続けての休みは取りやすくても、5日や1週間続けての休みを取るのは迷惑もかけてしまうのでできないと感じている方も多いのではないでしょうか。
ワーケーションの場合は長期休暇を取りつつも、毎日パソコンに向かって仕事ができますので罪悪感も減りリフレッシュも同時にできます。
いつも同じメンバーがいる会社へ行っていると、疲れてしまい嫌になることもありますよね。しかし、上手に長期休暇を取りリゾート地で新しい景色や空気を感じることができるので、心の奥底からのリフレッシュになるでしょう。
同じ場所にばかりいると煮詰まりやすいですが、新しい発想やアイデアも生まれやすくなります。
デメリットとしては、仕事をスムーズに行うための初期費用がかかるという点です。パソコンやインターネット環境を整えることはもちろん、ツールなど、何が必要なのかしっかりと考えておかないといざリゾート地に行ってから不便さを感じてしまいます。
さらに個人情報なども多数取り扱うような仕事やマル秘な文書などを扱う場合も、セキュリティの心配があります。
必要最低限のあまりセキュリティに支障のない仕事であればまだ良いのですが、重要なものの管理やパソコンなどの盗難や紛失についても考えておかなければなりません。
また、お給料がどうなるのかも職場によっての捉え方ですので、曖昧な点が多いでしょう。休暇を取っているとはいえ、仕事を毎日ちょこちょこと行っているのは事実です。どこを仕事した時間とみなしお給料を出すのかなど、しっかりと決まっていないのもデメリットと言えるでしょう。
ワーケーション先を選ぶときどのような点に注目するといい?
最近は通信環境が整っているところが多いですが、それでも山の中などにある場合通信状況が不安定な場合もあります。
せっかく仕事をしようとしてもつながりが悪く、自然に癒されるどころかイライラして帰ってきてしまうということにもなりかねません。
Zoomなどのオンライン会議を実施する企業も多いので、これらが問題なく使える場所を選びましょう。
食事をどうするかも決めておく必要があるので、近くにレストランがあるか、宿泊先で用意してもらえるか、自炊設備があるかどうか等も確認ポイントです。
ワーケーションでおすすめの施設を紹介
1.貸し切り風呂も楽しめる「鬼怒川プラザホテル」
鬼怒川温泉駅から車で約5分ほどの場所にある「鬼怒川温泉 鬼怒川プラザホテル」では、ワーケーションプランが用意されています。
鬼怒川の渓谷を眼下に望む客室は、スタンダードなタイプから100%源泉かけ流しの露天風呂付きタイプなど多彩なお部屋から選択することができます。
ロビーやラウンジでは無料Wi-Fiも使用できますし、コーヒーチケットもプランに含まれますので仕事の合間に一息つきたいときに利用してみてはいかがでしょう。
出典: https://www.kinugawa.co.jp/plaza/index.html
詳細情報
2.水辺を楽しみながら仕事ができる「STAYVILLA富士山中湖」
「STAYVILLA富士山中湖」は、2020年7月にオープンしたばかりのリゾート宿泊施設です。自炊ができるように部屋の中にキッチンも付いていますし、浴室からは富士山を望むことも出来ます。テラスにはバーベキューが楽しめるグリルもあり、友人や家族で過ごすにはピッタリの施設です。
出典: https://stay.rakuten.co.jp/villa/fuji-yamanakako/
詳細情報
住所:山梨県南都留郡山中湖村平野410番3 |
うまくワーケーションのデメリットを回避しよう
スムーズにリゾート地で仕事ができれば、ワーケーションでのデメリットを回避することができます。
そのためにも電波の状況や仕事をする机や椅子、子どももいる場合、預けられる場所や遊べる場所が近くにあるのかなどをチェックしましょう。
上手に休むことができれば新しい景色や空気を感じ、体も心もリフレッシュになります。
どんなリゾート地に泊まりたいか考えながら選ぶのも、ワクワクして楽しいでしょう。