骨盤のゆがみ原因をチェック!絶対NGな生活習慣とは? | U'beaute – ユーボーテ

気づかないうちに進行してしまう骨盤のゆがみ。ひとたび症状が発生すると自然に治ることはありません。今回は骨盤のゆがみの原因、ゆがみにより生じる問題、ゆがみのチェック方法などについて説明しています。

 正常な範囲を超えて骨盤がゆがんでいる状態は、体にさまざまな悪影響を与えます。

 人間の体は左右のバランスのもとで成り立っており、片側ばかりに負荷がかかると姿勢の乱れ、慢性的な肩こり、冷え性などを招くのです。

 ほかにも慢性的な症状が続いており、自分なりに対策をしてもまったく改善が見られない場合などは、ゆがみが関係している可能性が高いです。

 体の中心に位置する骨盤だからこそ、ズレが発生すると全身の不調に発展します。

 規則正しい生活を意識しているのに、なんとなく体調が優れない、病気の一歩手前の状態にある気がする、といった人は早めの対策が必要です。

 骨盤のゆがみは少しずつ進行するので初期段階では気付くのが難しいですが、何らかの自覚症状がある段階にあるならば、中度レベルのゆがみになっていると考えられます。

どのような習慣が続くと骨盤がゆがむのか

 左右にアンバランスな負荷をかける習慣はすべて問題があります。

 いつも右肩または左側にかばんをかけている、長時間のデスクワークが日課になっている、座るときに足を組むクセがある、といった人は要注意です。

 同じ姿勢・動作を続けることには問題があり、体のバランスが悪くなってしまうのです。

 バランスを調整するためには同じ姿勢・動作をしないように意識し、積極的に体を動かすことが大切になります。

 体には適度な負荷を与える必要があり、過度の負荷がかかりすぎる部位、負荷が少なすぎる部位があるのは好ましくありません。

 職業病とゆがみも関連性が深く、デスクワークや運転の仕事などは腰に負担がかかりやすいです。

 立ち仕事の場合も、前側に体重をかけて立つクセがある、左右どちらかの足に体重をかける、などの習慣がある人は注意してください。

 体に悪いと言われる姿勢であっても、習慣化すると体が楽に感じるのです。

 悪姿勢を楽に感じる状態は、早急に解消しなければゆがみを著しく進行させます。

ゆがみが原因で発生する問題とは

 お腹がぽっこりと張り出してきたら、骨盤のゆがみが原因かもしれません。

 ダイエットをしているのにお腹周りだけ落ちない、夏場でも体の冷えが気になる、肩こりや腰痛が慢性化している、などの症状がよく現れます。

 原因不明の体調不良があって、医療機関で検査を受けても異常なしと診断された人は要注意です。

 人間の体は骨格が支えており、骨格の位置がズレると内臓の位置もズレます。

 するとズレた部位に体脂肪が溜まりやすくなったり、筋肉が弱ったりしてしまうのです。

 ゆがみは放置して良くなることはなく、これは生活習慣自体に原因があるからです。

 根本要因となる生活習慣を見直さない限りは、症状が解消することはありません。

日常的に確認できるゆがみのチェックポイント

 椅子に座ると自然と前のめりの姿勢になる、座ったときは足を組んだほうが楽な気がする、上半身と比べて下半身が落ちない、などの自覚がある人は要注意です。

 骨盤がゆがんでいると、バランス感覚が悪化するケースもよく見られます。

 加齢に伴ってバランス感覚は悪化しますが、骨盤がゆがんでいる場合は左右の片足立ちの一方がうまくいかなくなるのが普通です。

 たとえば右足立ちと比べて左足立ちが苦手で、短時間しか立っていられないという場合、骨盤のバランスが崩れている可能性が高いです。

 ほかにも寝そべって膝を密着させながら上を向き、その状態で右と左に傾けていく動作がうまくいかない人も注意してください。

 スムーズに傾けられない、傾けるときに違和感を覚えるなどの症状があれば、骨盤がゆがんでいる可能性があります。

 本来なら何気なく行えるはずの動作が正常にできない場合は要注意です。

肥満対策と運動で骨盤の健康維持を

 体重が増えれば増えるほど、骨盤にかかる負担は大きくなります。

 30~40代くらいからは基礎代謝が低下してきますので、特に太りやすくなります。

 体重が増えたからと、それに伴って骨格が丈夫になるわけではありません。

 体重増加の分だけ骨格に無理がかかり、さらなるゆがみを招いてしまうのです。

 初期のゆがみであれば目視で確認できない程度の症状ですが、次第に姿勢の変化となって現れてきます。

 ゆがみを食い止めるためには体重を適正値まで落とす必要があります。

 さらに運動をして筋力を強化し、しっかりと骨盤を支えることが重要です。

 整体や整骨院などでは骨盤矯正を受けられますが、矯正をしても生活習慣に問題があると元に戻ります。

 ゆがみは骨格だけでなく、内臓や筋肉などにも悪影響を与えるのです。

 年齢を重ねるほど筋力が低下し、ゆがみを招きやすくなります。

 だからこそウォーキングやストレッチ運動をして、筋力の低下を防ぐことが大切になるのです。

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