今季話題のTBSドラマ『グランメゾン東京』は豪華な出演陣が揃っていることで注目されているドラマです。ドラマの中には数々のフランス料理が登場しますが、有名フレンチレストラン「イヌア」と「カンテサンス」が料理を監修しています。今回はこの2つのお店は何がそこまで凄いのか、どんな魅力があるのかをご紹介します。
「イヌア(INUA)」は2018年6月にオープンしたばかりの新しいフランス料理店です。この店を作ったのは出版社としても有名なKADOKAWAです。開店から人気が集まり、今では予約の取れない店として有名です。なぜそこまで人気を集めているかというと、イヌアのシェフに秘密があります。
イヌアのヘッドシェフを務めているのはトーマス・フレベル氏というドイツ人シェフです。34歳と比較的若いながらも、すでに実績は抜群です。フレベル氏がかつて働いていたのはデンマークにある「ノーマ(noma)」というお店でした。このお店は、なんと「世界のベストレストラントップ50」で1位を取ったこともあるお店なのです。料理の食材に蟻を使用することでも話題になりました。
そんなお店で働いていたシェフが日本でお店を開いたきっかけは、KADOKAWAの社長に自分の店のシェフをやってくれないか、とスカウトされたからでした。
イヌアの料理の中には、蜂の子を使ったものもあるそうです。ノーマしかり、食を通じて自然との調和を追い求める精神はイヌアにも通じています。北欧風のインテリアに彩られた店内で、日本にいながら北欧の雰囲気を味わいたい、創造的でイノベーティブなフランス料理を食べてみたい方は、一度は訪れてみてはいかがでしょうか。
出典:https://inua.jp/
詳細情報
住所:東京都千代田区富士見2丁目13−12 電話:03-6683-7570 営業時間:火~土 18:00~/日 ランチ営業のみ(月数回、不定期) 平均予算:¥40,000~¥49,999 URL:https://inua.jp/ |
2.「カンテサンス」の岸田周三シェフとは何者か
ミシュランの三ツ星を、なんと33歳にして獲得したシェフが存在します。その人こそが岸田周三氏です。岸田氏は高校を卒業した後すぐに料理人としての修行をはじめ、ホテルやフランス料理店などを渡り歩き腕を磨きました。
27歳でフランスに留学し、本場のフランス料理を学び帰国してから「カンテサンス」を開店。2006年に開店したカンテサンスは、なんと翌年すぐにミシュラン三ツ星を獲得します。最年少でミシュランの三ツ星を獲得したこと、その年ミシュランの日本版が初めて出版されたということもあって、大変な話題を集めました。
その後もカンテサンスはミシュランの三ツ星を継続して取り続け、日本のみならず世界にも知られるフランス料理店となりました。現在も予約困難店として人気を集めています。
出典:http://www.quintessence.jp/concept.html
詳細情報
3.「イヌア」や「カンテサンス」の他にも訪れておきたい本格フレンチ
今回は木村拓哉さん主演のドラマ『グランメゾン東京』の監修を務める2つのフランス料理店にスポットを当てました。当然、東京で人気のフランス料理店は他にもたくさんあります。ミシュランから高い評価を受けているレストランの1つとして、カンテサンスとともに三ツ星を獲得している「ロオジエ」を紹介しましょう。
ロオジエは1973年に開店した老舗ともいえるフランス料理店です。資生堂によって東京・銀座に作られたこの店は、フランス人のみならず各国の要人が来店するフランス料理店として世界的にも知られています。豪華な内装と工夫を凝らしたフランス料理には憧れを抱いている人も少なくありません。
ミシュランガイド東京が始まった2008年版から3年連続で三ツ星の評価を獲得しましたが、ビルの建て替えによる休業などを経て、2019年版で再びミシュラン三ツ星に返り咲いたお店でもあります。
日本のグルメガイドでもフランス料理好きなら一度は行くべきとして紹介されることが多いお店です。
出典:https://losier.shiseido.co.jp
詳細情報
住所:東京都中央区銀座7-5-5 電話:03-3571-6050 営業時間:ランチ 12:00~13:30 定休日:日曜・月曜・祝日不定休・夏季(8月中旬)・年末年始 平均予算:¥20,000~¥29,999 |