夏バテになると身体がだるい、やる気が出ない、食欲がわかないなど様々な症状が現れますよね。 そんな時には夏バテ解消エクササイズをやってみるとよいでしょう。 エクササイズで適度に身体を動かすことで、コリがほぐれたり、血行がよくなったり、夏バテの症状も解消されやすくなります。 今回は、誰でも簡単にできるおすすめのエクササイズ法をご紹介します。
夏バテの解消には、有酸素運動がおすすめです。
有酸素運動というと、ランニングやサイクリングなど室外での運動をイメージされる方も多いかもしれません。
あるいは、スポーツジムに通わないとできないと思っているかもしれませんが、ご自宅でも簡単に行う方法があるのです。
一番お手軽な有酸素運動の方法は、段差を利用した踏み台昇降です。
階段、台、マットなどを一定時間登り降りするだけの単純な運動を繰り返すだけで、有酸素運動を行えます。
有酸素運動を継続すれば、心肺機能が向上するので、夏バテしにくい身体になります。
また、エアコンの効いた部屋にずっといると代謝が悪くなったり体の芯から冷えてしまったりする場合があるので、適度な有酸素運動はぜひ積極的に取り入れたいところです。
有酸素運動はダイエット効果もあるので、コロナ太りで体重が増えてしまった方にも最適です。
踏み台昇降運動のやり方
最初に、踏み台の前に立ちます。
次に、右足から左足の順で台の上に登ってください。
両脚を台の上に乗せたら、今度は右足から左足の順で降ります。
この動作を、10分間ほど続けてみてください。
1セット10分間を目安にして、2セットから3セットくらい行ってみるとよいでしょう。
疲れた内臓をほぐすエクササイズで夏バテ解消!
夏は身体だけでなく、内臓も疲れやすくなります。
身体の内側から元気になりたいときには、内臓の緊張をほぐすエクササイズをやってみるとよいでしょう。
内臓に効くエクササイズのやり方
まず、椅子に座って、姿勢を正します。
次に、両手を腰に当てて、骨盤を固定するようなイメージで、右側へゆっくりと腰をまわしていきます。
身体をねじりきったらその状態のまま、今度は身体を横に倒してみてください。
20秒ほどキープしたら、ゆっくりと元の状態へ戻します。
左側も同じようにして、ストレッチを行ってみてください。
この動作を繰り返すこと、内臓のコリがほぐれやすくなりますし、お通じ改善にもよい作用が期待できます。
肩周りのコリをほぐして自律神経を整えるエクササイズ
肩周りがこってしまうと、夏バテを感じやすくなってしまいます。
肩や首のだるさや重さを感じたときには、肩こり解消や首のストレッチ効果があるエクササイズをやってみるとよいでしょう。
肩こり解消エクササイズのやり方
まず、椅子を用意して腰掛けて、両脚を軽く広げます。
次は、両手を両肩に軽く乗せてみてください。
両肩に手を置いた状態で、肘をゆっくりと前にまわしていきます。
10回ほど肘まわしを行ったら、今度は後ろ側に10回まわします。
肘をまわす際には、腕が下がらないように気をつけてみてください。
肩周りのエクササイズを続けることで、肩甲骨のコリもほぐれやすくなり、夏の疲れも取れやすくなります。
簡単なエクササイズなので、仕事中、寝る前など気が向いたときにやってみるとよいでしょう。
夏バテ防止エクササイズの注意点
エクササイズや軽い運動を行うと、汗をかいて水分が失われやすくなります。
水分が不足してしまうと、熱中症などになりやすくなってしまいますので、エクササイズを行う際には、こまめな水分補給も心がけるようにしてください。
また、汗が垂れて床などが濡れてしまうと、転倒などの危険もありますので、タオルで拭くようにしたほうがよいでしょう。
夏バテしているときは、意識もぼんやりしてしまいがちなので、キツイと思ったら無理はせずに、できる範囲でエクササイズを行うようにしてください。