ルクサレストラン特派員が行く!体験ㇾポ Vol.11
迎賓館として建てられたホテルをリニューアルした「びわ湖大津館」の魅力をピックアップ!
2020/09/29
琵琶湖のほとり。迎賓館として1934年に建てられたホテルをリニューアルした「びわ湖大津館」。今回はその1階にあるフレンチレストラン「ベル ヴァン ブルージュ」でのランチと、併設するイングリッシュガーデンの魅力をご紹介します。
歴史と建築美を感じる。リニューアルした「びわ湖大津館」
1934年、外国人観光客の誘致を目的に滋賀県初の国際観光ホテルとして建築された旧琵琶湖ホテル。「湖国の迎賓館」と呼ばれ、昭和天皇やヘレンケラーといった多くの方々を出迎えてきました。
後年、威厳と伝統を引き継ぎながらリニューアルしたのが「びわ湖大津館」です。
学生時代滋賀県の大学に通っていたため、その存在はなんとなく知っていたけれど全貌は分からず。きっかけがないと足を踏み入れられない・・・と思っていました。
今回、その由緒ある建物の1階にフレンチレストランがあることを知った私。なんとイングリッシュガーデンも併設されており、これは行かなければ!と会社の上司を強引にお誘いして行ってきました。
ベルギーの港町を思わせるお洒落なフレンチレストラン
営業時間前少し早めに到着してしまいましたが、ご厚意で先に席に案内していただくことに。
店内へすすむと、全面ガラス張りの窓から琵琶湖が一望できます。思わず「わぁ~!」と声を漏らしてしまう私たち。照明もいらないほどの明るい店内は、より一層自然に琵琶湖の光を感じられます。
オープン後ぞくぞくとお客さんが来店。この日は私たちの他にも、ご夫婦や京都からお出かけに来たであろう女性4人組など平日にも関わらず席は埋まっていました。
普段は観光のお客さんが多いんですか?と支配人の方にお聞きすると、「旧琵琶湖ホテル時代からお付き合いのあるお客様も結構いらっしゃるんですよ。当店の味を気に入ってくれて食べに来てくれるんです。」とのこと。
時が経っても忘れられない味。一体どんな味なんだ・・・とわくわくがとまりません。
今回は肉と魚Wメインのコース「スカーレッタ」をいただきました。
前菜は「スモークサーモンと帆立貝の炙り あおさのジュレと共に」。
爽やかでみずみずしく夏を感じるメニューでコースをスタート。鮮やかな色どりです。
続いて「本日のスープ」。この日はコーンポタージュでした。 コース内容は3ヶ月ごとに変更されるそうですが、スープはほぼ毎日変えているそうで、それほどこだわりが強くファンが多いんだとか。
フレッシュなとうもろこしの香りがする、どこか優しい味わいです。琵琶湖を眺めながら至福のひととき。